以前いつ会ったかすら明確に覚えていない相手を想定して自分がしようとしていることを伝えるって、いいね


小学生のときの友だちに寒中お見舞いを返した話
以前いつ会ったかすら明確に覚えていない相手を想定して自分がしようとしていることを伝えようとして、今、自分がどういった考えのもとで動いているのかが明確になって思わぬ収穫だった。こういうのって、意外と難しいと思うからいい機会だった。
小学生のときめっちゃっていうほどではなかったけど、そこそこ仲の良かった友だちがいて、それでそいつは小学生の高学年くらいのときに家庭の事情で島根へ転校していったやつでした。転校するときのお別れ会で号泣していて、僕も子ども心ながらにそこはかとない世知辛さを味わいました。それでそいつは元々律儀なやつだったんだけど、そいつからの年賀状が今年の僕に来た唯一のアナログ年賀状となりました。それで僕は以前、教えてもらったメールアドレスに返信を書いたんだけど、宛先不明で送れなかった。それで、仕方なしに手書きした。今でもアナログでしか送れない祖父や祖母には手書きの手紙を送るんだけど、それとはまた感覚が違う。デジタルネイティブ世代同士なのに、メールが送れないことによるアナログ手段とでも言えるのでしょうか。それだからというわけではないけれど、一発で手書きしたわりには良い文章が書けた。というか、驚くほど自分の目標が明確になった。



以前いつ会ったかすら明確に覚えていない相手を想定して自分がしようとしていることを伝えようとする作業って、いいね。
気に入ったのでメモ程度にデジタル化しておこうと思う。クリエイティブ方面はともかく、アーカイブは圧倒的にデジタルが有利だと思うから。


寒中お見舞い申し上げます。


年賀状ありがとう! もう僕は自分からは年賀状を送っていなくて、圭太*1から年賀状が来たのは驚いたよ。


なんていったて、紙の年賀状は実家と東京をあわせても圭太からしかきていないからね。うれしかったから、そっこうでメールで返信を書いたんだけど、アドレスが不明になってて送れなかった。それで手紙を書かなきゃと思ったんだけど、まあ正直アナログはおっくうで(笑)
だからすごく返事が遅れちゃったけど、許してね。
あと、この紙もレジュメの裏紙で、ごめんね(笑)
まあ気にしないよね。


でも手紙はすごく嬉しいよ。圭太はそこらへんすごく律儀で、見習わないとな。


年賀状のメッセージも読んだよ。
鉄道マンか!*2 うちの父が【電鉄会社】で働いていて、いっしょになんとかフェスティバルみたいなの行ったよね(?)*3


そのころから乗りものとか好きなところ変わってないんだね。いいね。就職先としても公共交通機関はすごく優良だし、がんばって! 応援してるよ。


おれはというと、今、もうすでに働きはじめたんだ(!)
大学いきながら、だけどね。ベンチャー企業で、そこで経験積もうと思ってるんだ。誰か、技術をもってて起業したいって思ってる人がいたら、それを金融とか経営の面でバックアップできたらいいなって。そう思いつつがんばってます。


お互い、がんばろうぜ。またどこかで会えると思うから、そのときまたたくさん話しよう。


P.S. メールアドレス教えてくれ! 手紙はいいけど、すごく手間だ!(笑)

今回気づいた大切なこと
ベンチャーキャピタルで働こうとした理由。友人とか、技術をもってて起業したいって思ってる人がいたら、それを金融とか経営の面でバックアップできたらいいなって思っている自分がわかった。これでも自分がやりたいことをものすごく明確に表せているかというとそういうわけではないんだけど、でも以前よりもだいぶ明確にはなった。
日本にはエンジェル投資家が少ないとか、マクロ経済的な話とかばっかりしてたけど、リアルなところではこういう動機もあったっていうことだけでもわかっただけで大きな収穫です。



オマケ: 久しぶりにアナログで同年代に手紙を書いて気づいた細かいこと

  • ネットでは「ワロタw」とかだけど、手紙だと「(笑)」になる
  • デジタルだと変換がヤバイ e.g. 「神の手紙」とか
  • 手紙だと(相手にもよるだろうけど)自分の語り口がやたらキモイ

サムタイムズ・アナロガー@YMKjp

*1:友人の名前「圭太」は仮名

*2:圭太は就活で鉄道マンを目指していると年賀状にあった

*3:なぜかうろ覚え