日本の農業が手遅れになる前に

今まで農業についてあまり深く考えなかったが、 今日の大学の授業で農業についての発表があって思うところがあったので箇条書きでメモ。

目次

  1. 日本の農業は合理化をすすめるべき
  2. お米は海外に輸出すべき
  3. それでダメならお米は諦める
  4. ちょっと待て食料自給率考えろ

1. 日本の農業は合理化をすすめるべき

  • 特にお米
  • お米の減反政策はやめるべき
  • 減反政策で農家は営業努力などをしていない
  • 若者のお米離れなど他人のせいにしている*1
  • 減反政策は需要と供給(市場の原理)を歪める

1-2. 農家の補償は?

  • 減反政策をやめて合理性を高めると農家は淘汰される
  • その保証は市場を歪めないかたちでの別の公的扶助(ベーシックインカムなど)を行えばいい
  • 減反政策でお米の値段を上げて農家を守る必要はない


2. お米は海外に輸出すべき

  • 若者が食べないなら海外に輸出すればいい
  • 需要がいっぱいで市場は広い
  • 美味しいだけでは売れない
  • 大規模化など効率を上げる
  • 日本酒など多角的に攻める


3. それでダメならお米は諦める

  • 「お米は過去の産物」と諦める
  • 諦めるのを恐れてはいけない
  • なぜなら魅力のないものだから
  • 欲しい人に供給する「身の丈にあった持続可能な生産」を続ける
  • 「コメは日本の文化!」とか言うてちゃダメ
  • だって刀だって日本の文化だけど需要がなくなったらそれなりに小さくなったでしょう


4. ちょっと待て食料自給率考えろ

  • そもそも国内で自給する必要はない
  • 「食の安全保障」なんてそんな状況第2次世界大戦でもなかったぞ
  • 食料よりも石油とかもっと限られた国でしか確保できない資源を安全保障したほうがいいぞ


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*1:農業に限らず、日本の企業全般も金融危機とか周りのせいにしていたらいけない