プレゼンの極意: ガイ・カワサキの「10-20-30の法則」

この本。

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Start the Fun - 書評 - 完全網羅 起業成功マニュアル

すっかり書評が遅くなってしまった。おそらく全米一有名で、ほぼ確実に全米一面白い起業ブロガーの一冊だというのに。

著者のとおりに、おそらく現時点において最も使えて、そして確実に最も面白い起業マニュアルである。


僕が404 Blog Not Found 経由で買った本は少なくとも50冊くらいはあるかとは思うが、そのうちの一冊。

でも今回書きたいのは本の内容ではなくこの本の著者であるガイ・カワサキがプレゼンの極意を示している動画が「実に興味深い」ということ。注意されたし。動画が、興味深いのである。プレゼンの内容の興味深さは本質ではない。この動画自体が問題だ。


ガイ・カワサキの「10-20-30の法則」

  • あなたのプレゼンはパワポ10枚であるべきだ
  • それら10枚のスライドは20分で説明すべきだ
  • そして使用すべき最小フォントサイズは30ポイントだ


これらがなにを意味しているか。「相手の気持ちを嫁」ということだ。プレゼンの内容にどんなに自信があっても謙虚にならなければならない。自分の(つまらない)プレゼンを聞いてくれていることに感謝せねばならない。実はその重要さはこのガイ・カワサキの講演そのものが体現している。



おもしろい。クールだ。小劇場のようだ。彼がなんとなくロバート・デ・ニーロにみえてしまう理由は目元のほくろだけではないはずだ。
聴衆に感動と興奮を、それができなければせめてユーモアのある笑いを。


「10-20-30の法則」の補足

  • 10枚のスライドを用意すればいいのではない。相手の質問に応じて端的に説明することができるスライドは準備しておかなければならない。
  • 使用すべき最小フォントサイズだが、「読み手に優しい(≠易しい)日本語」としては20ポイントくらいでも許してもらえるかもしれない。もちろん会場の大きさなどによるが。


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